桂田研卒研ノート
主に数値計算法を中心に、
過去の卒研や院生ゼミで扱った題材についてまとめた (寄せ集めた) ものです。
(こんなの書きたくないのですが、
数値計算関係は学生が迷子になってしまう本が多くて…)
プログラムについては、
「公開プログラムのページ」
を探した方がよいかも。
また、コンピューターの使いこなしについては、
「桂田研KnowHowページ」が参考になるかも。
最近は内輪向けのノートが多くなって、それらは毛色が違うので、
ここには載せていません (卒研資料室というところに置いてあります)。
新し目の更新
プログラミング
常微分方程式
しばらく常微分方程式関係の解説やサンプル・プログラム書きに注力するつもり
(ずっと以前やったのが古くなったから)。
- 『常微分方程式の初期値問題の数値解法』
(PDF),
(HTML)
数値解法の理論の入門。相当粗雑なのだが、ないよりはましか…
(こういうのを説明する授業を長いこと担当していないからなあ、
と言い訳する)。
- 『常微分方程式の初期値問題の数値解法入門』
(上とほとんど同じ題だ :-) これは理論というよりノウハウ入門である。)
(PDF),
(HTML)
これは(数学科2年生向けの講義)情報処理IIの資料
(『1995年度情報処理II』 参照)
が元になったものです。
「情報処理II」の時に使っているグラフィックス・ライブラリィは
自作
(fplot 『公開プログラムのページ』)
でしたが、GLSCを使うように書き換えました (2021/4/13)。
- 数値計算とは関係ないけれど、
『常微分方程式メモ』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
(読書ノートの色彩が濃くなったので、メンバーのみに公開)
- 明治大学理工学部 1 年生向けの講義科目『基礎数学IV』の講義ノートの
常微分方程式の部分
(PDF)
(最近は主にこちらの方に手を入れています。)
…結局教科書を書くことになりました。
そちらの作業の成果はそのうち部分的にフィードバックしたいと思っています。
- 定数係数線形常微分方程式の初期値問題の特解を求めるための
Green関数については、
(PDF),
(HTML)
- 境界値問題のGreen関数については、
(PDF),
(HTML)
-
Juliaで解いてみる「素朴に常微分方程式の初期値問題」
線形計算
-
『連立1次方程式 I --- 計算量と直接法』(PDF)
Gauss の消去法や LU 分解、それらに要する計算量の話。
ここに載せたプログラム
LU-decomp.tar.gz,
tridiagonal.tar.gz,
bandlu.tar.gz,
symbandlu.tar.gz
『発展系の数値解析』の続きを書くつもりでいて、
その下書きにある LU 分解の解説の方が整っているかも。
(PDF),
(DVI)
-
『連立1次方程式 II --- 反復法』(PDF)
定常反復法 (Jacobi, Gauss-Seidel, SOR), 非定常反復法 (CG 法など)。
反復法は、どういう問題(≒係数行列)を解くか前提をはっきりさせないと、
まともな議論は出来ない。
定常反復法のところがすごく舌足らず。
穴埋めに差分法のところの
『Poisson 方程式に対する差分法』
とか (場所が分離しているのはおかしいかも)。
-
『連立1次方程式 III --- 自分が使うための線型代数』(PDF),
(DVI)
ノルムや誤差解析など、
普通の線形代数には詳しく書かれていないことについての覚書。
-
『Cholesky分解ノート』(PDF),
(DVI)
その中にあるプログラム
cholesky-prog.tar.gz
- まとめる前に、また初心者向けの解説 (しかも書きかけ) を書きました。
『線形計算』
イントロを今だったらこんな風に始めるかと言う例。
- 『新 MATLAB 入門』
(HTML),
(PDF)
これは古い方。
『MATLAB ノート』
(HTML),
(PDF) ---
以下の文書などをマージしたもので、未整理です。
『MATLAB 手習い』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
授業用資料『数値計算ソフトウェアの動向& -Δの固有値問題』
(HTML),
(PDF)
も参考になるでしょう。
Octave で LU 分解を用いるときには注意が必要という
『Octave 上で LU 分解で連立一次方程式を解く』
(PDF),
(DVI)
- 『行列の固有値問題』(PDF),
(DVI),
(HTML)
行列の固有値問題の数値解法。
『固有値問題ノートの補足』(PDF),
(DVI),
(HTML)
(Sylvester の慣性律の説明を追加 2013/8)
『応用数理実験レポート 実対称行列の三重対角化』 by 福澤誠人
- 『一般化固有値問題メモ』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
- 『渡部・山本・中尾の一般化固有値問題の論文(1999)を読む』
(内輪向け)
(PDF),
(DVI),
(HTML)
- 講義科目「数理解析特論」から
- 『Trefethen and BAU III の読書ノート』(内輪向け)
(PDF),
(DVI)
- 『LAPACK の dgbsv で連立1次方程式を解く』
(HTML),
(PDF)
やはり LAPACK を使わないといけないが、
C で育った子供たちには敷居が高いので、
C から LAPACK をどうやって利用するかという話
なかなか決着はつかない、というか知りたいことがどんどん増えます。
『公開プログラムのページ』
にプログラム (全部ではない) が載せてあります。
-
『どこでも熱方程式』
(仮称)十進BASIC, C&fplot, C&GLSC, C&EGGX, C&GLUT, Java …色々な環境下で
1次元熱方程式を差分法で解く。
-
「差分法の勉強の手引き」
ここにおいてある資料を使って勉強してみる学生向け。
- 放送大学講義科目『応用数学』第7章『発展系の数値解析』
(PDF)
内容は 1 次元熱方程式の初期値境界値問題に対する差分法。
- 「『発展系の数値解析』に加えること」
(PDF)
- 『熱方程式に対する差分法 I --- 区間における熱方程式』
(PDF)
主に 2 次元長方形領域における熱方程式に対する差分法。
行列法による安定性解析の説明部分を書き直すつもり。
その下書きが「『発展系の数値解析』に加えること」
(PDF)
に入っている。
- MATLABを使った2次元長方形領域における熱方程式のプログラムの説明。
本来『熱方程式に対する差分法 I --- 区間における熱方程式』
に入れるべきだけど、暇がないので。(2015/6)
「長方形領域における熱方程式に対する差分法(Dirichlet」,
heat2d.m,
heat2d_mat.m
「Neumann境界条件下の熱方程式に対する差分法」,
heat2n.m,
heat2n_mat.m
「2次元熱方程式の非同次 Dirichlet 境界値問題を解く差分法プログラムを作る」
- 『熱方程式に対する差分法 II --- 円盤領域、円柱領域、球領域における熱方程式』
(PDF)
2007年春少し書き足しました。
2011年PDFにしおり入れました。
ここにマージしたくてまだ作業途中であるものをリスト・アップすると
- 『Poisson 方程式に対する差分法』
(PDF)
- 『波動方程式に対する差分法』
(PDF),
(HTML)
- 『ラプラシアンの固有値問題』
(準備中 --- 材料はあるのですが…)
有限要素法
- 『FreeFEM++ノート』
(HTML),
(PDF)
(2012/7/3〜)
- 『FreeFEM++の紹介』
(HTML),
(PDF)
-
『ポアソン方程式に対する有限要素法』(PDF),
(DVI)
(出来が悪いので内輪向けです…)
『有限要素法サンプルプログラム(PDF)』,
(HTML)
C によるプログラム一式 c.tar.gz
-
院生必読の菊地文雄先生の『有限要素法の数理』 (サイエンス社) の読書ノート
(PDF),
(DVI),
(HTML)
(当然内輪向け)
-
Poisson 方程式に対する有限要素法の解析超特急 (内輪向け)
-
流体力学の方程式に対する有限要素法 (内輪向け)
- 学生、院生のレポート
にも参考になるものが。
- 工藤丈征 (森本研),
『有限要素法による定常 Navier-Stokes 方程式の数値解析プログラム』
(1995年2月)
(PDF)
- 野沢崇,『Stokes方程式の有限要素法』(1998年3月)
(PDF)
- 高藤康孝,『偏微分方程式の固有値問題 〜 有限要素法バージョン 〜』
(PDF)
- 石川邦臣,『2次元熱方程式の有限要素法』 (1999年3月)
(PDF)
- 鈴木康大,『偏微分方程式の固有値問題の有限要素法による解法』
(1999年3月)
(PDF)
- 福澤誠人,
『定常Stokes方程式の有限要素解の事後誤差評価と事前誤差評価』
(2004年2月)
(PDF)
-
福嶋剛史 (森本研),
『一般流束条件での定常Navier-Stokes方程式の数値解析』
(2004年2月)
(PDF)
(PDF2)
「卒研ノウハウ」から
二つに分けていると、どちらにアクセスしたものか分かりにくい。
マージするのも難しいところがあるので、
こちらに載せても良さそうなものをピックアップしておく
(このところメンテナンスしていないので情報が古いのが多い)。
misc
- 代数方程式の数値解法については、
材料はあるのですが…
代わりに応用解析IVの講義ノート
『非線形方程式、特に代数方程式の数値解法』
(PDF),
(HTML)
(ぐちゃぐちゃだけど…)
- Newton 法についても
『非線形方程式、特に代数方程式の数値解法』
に色々 (理論、入門プログラム、多次元問題の例) 書いてあります。
そこにも入れてありますが、
『多次元 Newton 法の例』
(PDF),
(HTML)
- 数値積分については、卒研で取り上げたことはありません。
代わりに『応用解析IV』の講義ノート (ただし内輪向け)
(PDF)
(HTML),
- 『IEEE754 倍精度フォーマット』
(PDF),
(DVI),
(HTML),
(プログラム他一式)
- 『IEEE754 における丸めモードの制御』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
- 『計算機における数の表現』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
(ちょっと古くて不本意だけど)
- 『疑似乱数についてのメモ』
(PDF),
(DVI),
(HTML)
- 『Fourier級数の収束の様子』
(公開版PDF),
(内輪版PDF),
(内輪版HTML)
-
「フーリエ変換」
収束の話抜きのフーリエ解析。
- 離散フーリエ変換 (DFT) については、
ずっと昔 FFTPACK を使ったことがあります。
その時のメモとして、
今だったら大浦拓哉氏によるプログラムを使うのかな、
『FFT (高速フーリエ・コサイン・サイン変換) の概略と設計法』
から入手できます。
- 『πノート』
(PDF)
(これはパスワードつけてます。
その代りに授業の資料から
「円周率の計算の歴史(最終版)」
)
- 『MATLAB ノート』
(HTML),
(PDF)
- 『応用数理実験』
ホームページ,
「講義ノート(HTML)」,
「講義ノート(PDF)」
- 『Bessel関数の数値計算』
(HTML),
(PDF)
- 『振り子の話』
(HTML),
(PDF)
- 『音の取り扱いに関するメモ』
(HTML),
(PDF)
- 『Laplace変換』
(HTML),
(PDF) (内輪向けです)
- 『I君の固有値問題』
(HTML),
(PDF) (古い古い記録の発掘)
- 『微分作用素の固有値問題』
(PDF),
(HTML)
(内輪向けです。)
- 『Bernoulli 多項式、Bernoulli 数』
(HTML),
(PDF) (内輪向けです)
- 『多倍長計算ノート』
(PDF)
- 『C, C++で複素数』(PDF)
- 『FreeFEM++ノート』
(HTML),
(PDF)
- 『置換行列に関するメモ』
(PDF),
(DVI)
- 『Python 覚書』
(HTML),
(PDF) (2012/12/24〜)
- 『定数係数線形常微分方程式の解の漸近挙動』
(2022/3/2)
偏微分方程式
- 偏微分方程式の入門講義「微分方程式2」の講義ノート
(PDF)
(2014/1/21)
- 『Laplace 方程式ノート』
(公開版),
(内輪向け)
読書ノートの性格が強くなってきたので、
内輪向けに移行します。下を見て: 言い訳ばっかだ(笑)
- 『流体力学の方程式』
(PDF)
(雑な出来なので内輪向け)
関数解析のお勉強
ひさしぶりに手をいれようかな、と考えています (本当にやるかどうか、
50:50ですけど)。とりあえず、しおりをいれました。
微積分の講義ノート
関数論の講義ノート
数学の歴史
準備中の文書はリクエストに応じてアップロードします
(どれくらい加工に時間がかかるかはケースバイケース)。
katurada@meiji.ac.jp
(@はASCIIの@)
Last modified: Mon Sep 9 14:52:02 2024