Newton-Cotes の公式にしろ、Maclaurin の公式にしろ、 が大きい公式は 今ではあまり使われない (等間隔標本点に基づく補間多項式は、次数が高いとき、 もとの関数をあまり良く近似しないという Runge の現象がある -- 後述)。
実際にこれらの公式を使用するときには、与えられた積分区間 をま ず 等分して、各小区間をさらに 等分して、前節の公式を適用すること が多い。これを複合則と呼ぶ。