Fourier級数の部分和が元の関数に近いことを確かめるには、 両方のグラフを描いて比較するのが良い。
上の例では、周期 の周期関数を、 での値を指定することで定義した。 Mathematica でそれに相当することをするには、次のようにすればよい。
f0[x_]:=Abs[x] f[x_]:=f0[Mod[x,2Pi,-Pi]] g0[x_]:=Which[-Pi<x<0,-1,x==0||x==Pi,0,0<x<Pi,1] g[x_]:=g0[Mod[x,2Pi,-Pi]] |
Mod[, , ] は、手短に言うと、 を で割った余りを の範囲で求めてくれる。 つまり、 , , とするとき、
ゆえに r=Mod[x,2,-] とすると、 ( ) , . が周期 であるから .