 次元における Laplacian の差分近似
 次元における Laplacian の差分近似
すでに何度も見たように、 における Laplacian の極座標表示
 における Laplacian の極座標表示
 
 で係数に特異性がある。これをどう差分近似するか。
 で係数に特異性がある。これをどう差分近似するか。
 
 ,
,  (
 ( ) と直角座標系にそって格子を入れた
場合、
) と直角座標系にそって格子を入れた
場合、
極座標 
 の空間を、角度方向に
 の空間を、角度方向に 
 等分して、
 等分して、
 
    
 ) と格子を入れた場
合、(7) は
) と格子を入れた場
合、(7) は
![$\displaystyle \Laplacian u(0,0)
\kinji
\frac{4}{h_r^2}
\left[
\frac{u_{1,0}+u_{1,N}+u_{1,2N}+u_{1,3N}}{4}-u(0,0)
\right]
$](img187.png) 
 は直交変換で不変であるこ
とを思い出せば、任意の
 は直交変換で不変であるこ
とを思い出せば、任意の  について
 について
![$\displaystyle \Laplacian u(0,0)
\kinji
\frac{4}{h_r^2}
\left[
\frac{u_{1,j}+u_{1,j+N}+u_{1,j+2N}+u_{1,j+3N}}{4}-u(0,0)
\right]
$](img189.png) 
これから
|  | (5) | 
これは一般次元に拡張できる:  における Laplacian の近似として
 における Laplacian の近似として
| ![$\displaystyle \Laplacian u(0)\kinji \frac{2\times(\mbox{空間の次元})}{h_r^...
...おける $u$\ の平均値}) -(\mbox{原点における $u$\ の値})\right].$](img191.png) | (6) |