1.2.1.0.1 T先生の講義の思い出

Newton 法の説明をしていただいたときのこと。 Newton 法はいつも収束するわけではないと言って、 反例の存在を図で示そうとし始めたのだが、 なかなかうまく行かない。 見ると関数の二階導関数の符号が一定のグラフばかり書いている。 微積分の勉強で上の命題を知っていた私は、 少しどきどきしながら「変曲点がないと…」とつぶやいた。 無事に T 先生の耳に届き、すぐに了解して反例のグラフを描かれました。 めでたし、めでたし。 $ \qedsymbol$



桂田 祐史