In[1] := f[x_,y_]:=(x^2+x y+x^2 y+y^2+y^3)/(x^2+y^2) In[2] := f[0,0]=1 In[3] := Simplify[f[x,y]-f[0,0]] |
分子の高次の項を無視すると に等しく、 分母分子ともに 次同次なので、0 には収束しなさそうと見当がつく。 証明するには「 作戦」を試してみよう。
In[4] := % /. y-> m x In[5] := Limit[%, x->0] |
が得られる。この結果は に依存するので、特に
ゆえに は で連続ではない (ゆえに 級でもないし、全微分可能でもない)。
次に での偏微分可能性を調べる。
In[6] := Simplify[(f[h,0]-f[0,0])/h] In[7] := Simplify[(f[0,h]-f[0,0])/h] |
が得られる。ゆえに (Limit[%,h->0] とするまでもなく)
ゆえに は で、 についても についても偏微分可能である。