画像ファイルには色々なフォーマットがあるが、 LATEX に取り込むには、カプセル化 PostScript 形式 (Encapsulated PostScript, 長いので EPS 形式と呼ぶことにする, 通常は ``.eps'' という拡張子をつける) に変換してから、 \includegraphics 命令で取り込むのが簡単で 問題が生じにくい。
十進 BASIC のグラフィックスの場合、 「名前をつけて保存(A)」から JPEG 形式で (ファイル名拡張子は ``.JPG'') 保存しておき、jpeg2ps コマンドで EPS 形式に変換するのが便利である。
2011年度の情報処理教室の Windows 環境には、 Cygwin がインストールされていて、 その中に jpeg2ps が入っている。 コマンドプロンプトや、Cygwin のシェルで
Z:¥.windows2000¥ syori2>jpeg2ps kamehosi.JPG > kamehosi.eps |
なお、Windows 7 の GUI で使える wjpeg2ps というプログラムもある。 使い方は簡単で、JPEG ファイルを wjpeg2ps のアイコンにドラッグして、 ボタンを押すだけで EPS 形式のファイルが出来る。
仕組みについて、 もう少し詳しい説明が読みたければ、 「イメージデータの TEX への取り込み -- jpeg2ps のすすめ」 を見てください。
kamehoshi2.eps を取り込む |
\documentclass[12pt,leqno]{jarticle} \usepackage[dviout]{graphicx}% graphicxパッケージが必要 \begin{document} \begin{center} \includegraphics[width=5cm]{kamehoshi2.eps}% データは各自用意してください。 \end{center} \end{document} |
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