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この定理を図形的に考えてみよう。一般に
関数 のグラフ
の
における接超平面は、
であった。 の場合、
となるが、 であれば、
これは 平面に水平な平面である。
上の定理の逆は成り立たない。
すなわち であっても、
が で極値を取らないということがありうる。
これは1変数関数でもそうである。
(反例: , とすると、 であるが、
は で極大でも極小でもない。)
ARRAY(0xfa1a04)
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Masashi Katsurada
平成23年7月17日