(解法1)
一般に「 ならば
」であるから、
より、
.
(解法2)
とおくと、
(
).
上の定理では微分可能な逆関数の存在を仮定しているが、
実は
という条件が成り立てば、
局所的な逆関数の存在が導かれるという、
逆関数定理がある。
それはこの講義科目の終盤に解説する予定である。
次の例で、
逆関数の微分法を使って
を計算しているが、
微分可能性を証明するには、本当は逆関数の定理のお世話になる必要があるだろう。
(以下はやや脱線 -- 無視してよろしい)
この結果を逆関数の微分法を使わずに求めてみよう。
であるから、
と
は比較的簡単に得られる。
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![]() | ||
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ARRAY(0x1018ae4)ARRAY(0x1018ae4)