2 インストールの実行と動作確認

いずれもファイル名末尾が .dmg の disk image file であるから、 ダブルクリックして開くと “マウントされる”。

図 1: Finder にこのようなフォルダが現れる
Image FreeFEM-4.11-Apple-M1-folder

この状態になってから、ターミナルで次の3つのコマンドを実行する。
ターミナルでこうやってインストールする
cd /Volumes/FreeF*4*
./Install-app.sh
cd -
Install-app.sh の中で sudo しているので、 Mac の自分のアカウント(管理者権限である必要がある)のパスワードを尋ねられる。 パスワードを入力し (画面には表示されない)、最後に Enterキーを押す。

PATH を設定する設定(1行)が、 使っているシェルが zsh だと .zprofile, bash だと .profile に書き込まれる。
シェルの設定ファイルに追加される1行
export PATH=/Applications/FreeFem++.app/Contents/ff-4.11/bin:"$PATH"

動作チェックをするため設定ファイルを読み直してから (例えばターミナルを起動し直せば良い)、 ターミナルで次のコマンドを実行する。
動作チェックのため Laplace.edp を実行する (ターミナルでコマンドを入力)
FreeFem++ /Applications/FreeFem++.app/Contents/ff-4.11/share/FreeFEM/4.11/examples/tutorial/Laplace.edp

2 のようなウィンドウが表示される。 \fbox{esc} をタイプすると終了する。

図 2: Laplace.edp の実行結果 (enter ESC to exit)
Image Laplace.edp-result

補足     古いバージョンをインストールしてあった場合、 それらを削除するには次のようにすれば良い。
古いバージョンの FreeFem++ を削除する
sudo rm -rf /etc/paths.d/FreeFem++ /usr/local/ff++



桂田 祐史