桂田研では、微分方程式の数値計算法の数理が一番大きな研究テーマなわけだが、
計算結果の可視化をどう行うかが結構な悩みの種である。
これまでのところ、
長方形網目上で与えられたデータの可視化については、
満足出来ていたが
(GLSC の鳥瞰図描画用の関数等を利用する)、
円盤上で与えられたデータや、
有限要素法を用いたときに現れる三角形網目上で
与えられたデータの可視化については、
決定打がなかった、というのが正直なところであった。
例えば円盤については、
極座標変換を利用して、
の世界の長方形上でグラフを描いたり、
gnuplot を呼び出してみたりしたが、
どちらも結果がイマイチ分かりづらく、
心もとない感じがしたものである。
そういう事情があったもので、 興味を持つ学生がいれば背中を押すつもりでいたわけで、 例えば 2007 年度などでも、 Java による可視化プログラム開発の試みなどをやってもらった。
(書く予定)