問題は Suica で、これがてこずった。
こういうことがあって、それからこうして、と書いたけれど、 ごちゃごちゃした感じになったので、改めて書き直す。
使っている端末 (私の場合は iPhone) を認識して、 その端末だけからのアクセスを受け入れる。 端末変更をする場合、それまで使っていた端末でもう使わないと設定して、 新しい端末で使うように設定する。 Suica のサーバーでは、利用者の端末が登録されている、ということになる。
今回のように、利用していた端末が故障して起動しなくなった場合は、 「それまで使っていた端末でもう使わないと設定して」は不可能な訳で、 例外処理をするしかないのだろう。
ところが https://apfaq.mobilesuica.com/faq/show/1537?site_domain=defaultには、
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 ※1 旧端末で通信ができない場合や、 故障等により手順1.でSuicaをサーバ退避できない場合、 Apple Careにお問い合わせの上、 「旧端末のウォレットからSuicaを削除する方法を知りたい。」とお伝えください。 | 
私は素直に、Apple Care に連絡して、画面共有しながら指示を受けて処理したのだが、 その際にやったことは、新端末から Suica を削除して、 新端末で Suica を再設定することだった。 そうすると、設定作業自体は「正常終了」するが、 「アクティベート中」となったまま、進まなくなる。 その状態で、翌日夕方まで待て、と書いてあるところもあるけれど、 いったいなぜ??
この手順で旧端末のウォレットから Suica が削除できる訳はないよね。
そもそも、起動しない iPhone からどうやって削除するというのだろう。
Apple Care には2回相談することになって、 明日夕方まで待ってもアクティベート中のままならば、 Suica のサポートセンターに電話で問い合わせて下さい、と言われた。
Suica のサポートセンターに相談して、 あまりスムーズには行かなかったが (「こうすると、こういう画面になるはずです」、 「そういう画面にはなっていません。こうなっています。」 … 後で分かったことだが、正常な場合は確かにそう言う画面になるけれど、 アクティベート中という状態のときにはそうはならない)、 とにかく解決した。
そこで質問「こうなった原因はなんだったのでしょう?」 それに対して、ネットワークが悪いか (とても通信状態の良いものしか使ってない)、 私か Apple の指示がおかしかった、自分達のせいではない、 とのこと。納得いかない。
何か自分が見落としている可能性もあるので、 ChatGPT に尋ねてみた。
| おっしゃるとおり、今回のケースでは 「古い iPhone が起動不能なため、
端末側からSuicaを削除できなかった」 ことが本質的な問題でした。
そしてご推測のように、
最終的にSuicaサポートがサーバー側で旧端末登録を手動解除した、
というのが実際に起きたことだと思われます。 (中略) Apple Careやサポートサイトには、 「翌日夕方に使えるようになる場合がある」と書かれています。 これは、サーバー側の同期遅延や自動開放処理 (一定時間経過で未確認端末を無効化)が行われるケースがあるためですが、 実際にはほとんどのケースで手動解除が必要です。 
 
 Suicaサポート(JR東日本のサーバー運用部門)は、本人確認後に 「旧端末登録を手動で削除」してくれたと考えられます。 この操作によってようやくサーバーが「未割り当て状態」となり、 新しいiPhoneからの再登録が通るようになったわけです。 
 
 Apple Care に電話して待っていた時間 残念ながら、**実質的には「意味がなかった」**と考えて良いです。 (中略) 早い解決を望むなら 直接 Suicaサポート(間違った電話番号) に連絡するのが正解です。 | 
だそうです。
今回おかげさまで、切符をずいぶん買った (くやしいので金額のことは考えないことにする…)。 切符売り場なんて、 気にしないようになっていて、自分が普段通るところでも、知らなくなっていた。 少し新鮮な気持ち。