21 国立国会図書館の利用登録

久しぶりにあまりよく知らない分野を勉強中。


割と面倒見の良いテキストを見ていて
…がどのようなものであるか, またそれをどのようにして知り, どのように表現するか, これらの話題には立ち入る余裕がない. 関心のある読者は○●を見られたい.
と言う記述に出会した (親切なお人柄である)。なるほど、そうか。○●を探そう。

………

図書館には所蔵されていないのか。アマゾンを見にいく。 中古で最安15,000円?明倫館 (数学屋には超絶に有名。 学部生の頃から搾…お世話になっています。) でそれか。 他はもっととんでもない値段がついている。

(何か最近、POD とか中古というのが多いなあ。枯れている分野のせいか。)

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良い本ならば、15,000円でも買って良いのだけれど (洋書ならば珍しい値段じゃないし)。さすがに中身を見ずにポチするかどうか迷う。

………

国会図書館に登録すると、見られるらしい。

買うか買わないかは別にして、 以前から気になっていた国会図書館の利用登録はしてみるか。

ここからが本題です。

「国立国会図書館の利用者登録(個人)について:本登録」

登録の仕方はいくつか用意されている。

ああ、来館しなくても登録できるんだ。

来館での新規利用者登録は、混雑により待ち時間が長くなっています。 混雑状況によっては、 本来の受付時間よりも早く受付を終了させていただく場合もございますので、 時間に余裕をもって来館していただくようにお願いいたします。

一度行ってみようという気もするけれど、まずはネットで登録だな。

来館も郵送もパス。 「国立国会図書館サーチでの新規登録」を選択する。

国立国会図書館サーチの「新規利用者登録」 画面から手続ができます。

条件は、個人であること、満18才以上、個人用メールアドレスを持っていること。 「本人確認書類の画像ファイルのアップロードが必要」なるほど。

スキャナーで運転免許証をスキャンする。

メールアドレスを入力して、注意書きを読んで、 「注意事項に同意する」にチェックを入れて、 [メールを送信] をクリックする。

数秒でメール到着。

利用者登録用ページのURL が書かれている。

登録種別の選択をする。

  1. 簡易登録 -- 遠隔複写と記事掲載箇所調査のみ
  2. 本登録 -- 色々てんこ盛り

本登録を選ぶ。

本登録は、本人確認書類の提示が必要な利用者登録です。 利用者情報の入力画面で、本人確認書類の画像をアップロードしてください。
  • 画面上での登録申請後、申請いただいた順番で、申請内容の確認を行います。 詳細はヘルプ「 12-7. 申請内容の確認に要する日数について 」をご確認ください。
  • 登録申請後、利用者IDをメールでもお知らせします。この利用者IDは、 確認作業が完了するまでは簡易登録のIDとして、 国立国会図書館サーチから 遠隔複写、 記事掲載箇所調査 などのお申込みにお使いいただけます。
  • 申請の承認後、利用者IDが簡易登録から本登録に自動的に移行されます。 移行が完了した旨は、メールでお知らせします。
  • 本登録が完了しても、 国立国会図書館内で使用する「登録利用者カード」は発行されません。 最初の来館時に本人確認書類をご提示いただき、カード発行の手続きをしてください。

[利用者情報の入力へ] をクリックする。

氏名、住所、生年月日などを入力する。

本人確認書類をアップロードするのだけど、 フォーマットは jpeg または png で、ファイルは2つまで。 免許証は何も書いてなくても裏が必要だとかで (こういうことをきちんと書いてあるのはさすがである …もっとも裏画像を見て表画像と同一の免許証であることは、 どのように確認するのかしら)、 なるほど2つ送れた方が便利かな。

このタイミングでパスワードも入力するのか。

なるほど。特に変な条件ではないですね。 既存のものの使い回しはやめて、国会図書館用のパスワードを考えて決めた。

ポチ。

利用者IDが与えられた。メモする。

利用登録が完了したというメールが瞬時に届く。

お盆休みで混んでいるのか、空いているのか分からないけれど、 システムはキビキビ動いている。

本人確認作業が終了するのを待つ。

国立国会図書館サーチのヘルプ「12-7. 申請内容の確認に要する日数について」

新規利用者登録、本登録利用者への移行手続

7月下旬頃までの申請の確認作業を行っています。

7月?何かのまちが…あー、(現在8月16日なので) 列の先頭が2週間強前に申し込んだ人ということか。 普通に考えると、2週間ちょっと待ち、 まあこういう時だから、3週間以上かかることもあるのかな。 まあ、気長に待ちます。


それはさておき、15,000円の本はどうしよう。 中身の確認に3週間は待てないね。 明倫館に行って実物を見るのかしら。

(続く)



桂田 祐史