59 XQuartz事情

(工事中)

先日 Big Sur マシンで、MacPorts によってシェルの設定ファイルに入れられた
export DISPLAY=:0
はやはり余計なお世話みたいだ。これがあると動かない (すぐ気づかなかったのは、最近 X を使っていない、ということだよね)。 コメントアウトしよう。 普段は DISPLAY 環境変数は、 /private/tmp/com.apple.launchd.eBdGt5tooA/org.macosforge.xquartz:0 のような値になっているものね。 その意味は良く分からないけれど、そうなっているものを :0 にしたら動かないことは想像がつく。


それはさておき…


あれ?XQuartz が久しぶりに更新か。 2016年10月29日にリリースされた 2.7.11 から 2.8.0 beta3 (xorg-server 1.19.7) になった。 あれ、XQuartz のサイト では、 まだトップページに XQuartz-2.7.11.dmg がおいてあるね。 ベータ・バージョンだからか。何が新しくなっているんだろう? 随分長いこと変えていなかったものを今変えるのは何か意味があるのかな。

(続く)

(2021/2/10追記) 新しいバージョン 2.8.0 beta3 は、Apple プロセッサ (M1) 対応だとか。 もしかしたら、と思っていたけれど、とても嬉しい。

(2021/3/7追記) 2.8.0_rc2 がリリースされた。

(2021/3/28追記) 2.8.0_rc3 というのも出ていたけれど、ついに XQuartz のサイト に 2.8.0 が置かれるようになっている (2021/3/21付)。 関係者の方々お疲れさまです。



桂田 祐史