(工事中)
Internet Archive というのは、 WWWのアーカイブ閲覧サービス、 つまり WWW サイトを保存しておいて、 無くなった後も見られるようにするサービスのこと、と思っていたが、 サービス自体 (サーバー?) は Wayback Machine と言って、 Internet Archive と言うのは団体名であるとか。
https://archive.org/ にアクセスすると、 というテキスト・ボックスがあり、 そこに見たい WWW サイトのURLを入れると、カレンダーが現れる。 記録を取った日付がクリック出来るようになっていて、 それをクリックすると、その日のWWWサイトを再現してくれる。
(Google Map のストリートビューのタイムマシン機能とか、 Mac の Time machine とかを想起させる。)
データは、Internet Archive 側がプログラムで自動的に取得したものと、 利用者が手動で指示して取得させたものが混在している。 後者を争いごとの証拠保全に使おうという人もいたりする (世知辛い世の中だなあ)。
私自身は自分が面白いと思ったWWWサイトを他の人に紹介しようとして、 もうなくなっていたことに気づいた時に重宝していた。 例えば円周率の計算の世界記録に使われた公式 を発見者である高野喜久雄氏 (1927-2006) がそれについて書いた http://www.asahi-net.or.jp/~yp5k-tkn/danwa.htmlというWWWページは今では存在しないが、
にアクセスすると今でも見ることが出来る (「気になる円周率πの公式 」)。
実は利用者が Wayback Machine に保存(Save)させる機能があることは、 私はごく最近まで知らなかった。 後で読みたいと思ったWWWページはローカルに保存したりしてきたが、 他の人に見せる価値があると思ったときは、 Save させておくと良いのかもしれない。
Internet Archive のトップページ の Web メニュー に、 Save Page Now (Capture a web page as it appears now for use as a trusted citation in the future.) というのがある -- まだやったことがないのだけど。