4.4 作業内容の保存 (ノートブックの利用)

Mathematica では、入力されたコマンドを、 ノートブックという形式で保存することが出来る。 そのためには [ファイル] メニューから [別名で保存] を選んで、 ファイルを置くフォルダとファイル名を指定する。

ファイル名は “名称未定義-1.nb” から変更するのが無難。 ファイル名から中身が推測できるようなものが望ましい。 拡張子は .nb のままにしておくこと。

ファイルの名前は衝突しないように気をつけよう。 くれぐれも一つのファイルを 二つのプロセスで扱ったりしないこと。


レポート提出用のノートブックを作るには、 例えば次のようにして整理すると良い。

  1. 課題をこなすための計算を一通り実行した後で、 [ファイル] メニューから [新規作成] を選んで新しいノートブックを開き、 そちらに必要なコマンドをコピー, 貼付けして、 再実行 ( \fbox{shift}+ \fbox{return} でOK) することで、 必要なところだけを抜き出したノートブックを作る。
         あるいは、ノートブックのウィンドウで、 セルの右側をクリックして選択して、 \fbox{Delete} で掃除が出来る。
  2. [ファイル] メニューから [別名で保存] を選び、 マイドキュメントに適切な名前 (“kadai10” とか “syori2-0630” とか) で保存する (拡張子は .nb となる)。



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桂田 祐史