今度は正方行列
(ただし
のスペクトル半径
は
より小さいとする) の等比級数
を考える。 この級数は解析学では ノイマンNeumann 級数と呼ばれる。
以下の実験は上の続きで行うことを想定している。 MATLAB を終了してしまっている場合は、
| この節の実験に先立ち必要なこと | ||||||||
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Neumann 級数の部分和
を計算する MATLAB プログラム neuamnn.m を用意した。
| neumann.m |
% neumann.m --- 行列の Neumann 級数 (等比級数) の第 N 部分和
function s = neumann(a,N)
[m,n] = size(a);
if m ~= n
disp('aが正方行列でない!');
return
end
% 第 0 項 S_0 = I
s = eye(n,n);
% 第 1 項 S_1 = I + a
t = a; s = s + t;
% 第 2〜N 項まで加える (t が a^n になるようにしてある)
for k=2:N
t = t * a;
s = s + t;
end
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