「引用会話術」というのはここだけの用語なので、かっこ「」を付けている。
電子メイルでは、相手の反応がすぐに得られないので、 電話などと比べると、質問も回答も念入りになりがちである。
電話なら… |
「あれ、どうなった?」
「あれって何?」 「あさっての飲み会どこでやるの?」 「え、知らない」 「おまえ幹事だろ」 … |
電子メイルなら… |
「あさって (金曜日) の飲み会、君が幹事だったと思うけど、
どこでやるんだっけ?集まるのは4年生だけ?」
「僕は今回は幹事じゃない。○○が幹事。会場は知らないけど、 ■■か△△にしようとか言ってたな。」 |
これが押し進められると、 一つのメッセージでたくさん質問して、 たくさん答える (同時に質問もする)、 という形になる。 そういう場合、相手の質問の言葉を引用すると、 答えるのが書き易くなる。
引用して返事 |
>「あさって (金曜日) の飲み会、君が幹事だったと思うけど、
僕は今回は幹事じゃない。○○が幹事。 >どこでやるんだっけ? 「会場は知らないけど、■■か△△にしようとか言ってたな。」 >メンバーは4年生だけ?」 「3年生も呼ぶらしい。」 |
引用を示すために、行頭に > などの記号を付け加えたりする。 引用が重なるたびに > が重なって行く。
さらに引用して返事 |
>>どこでやるんだっけ?
> 「会場は知らないけど、■■か△△にしようとか言ってたな。」 △△はやめたほうがいいと思うけどね。 |
(この程度のやり取りで、一々引用するのも大げさだけど… まあ、説明のための例です。ホントに複雑にすると読むのが大変なので。)