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今日の授業の目標を説明するために -- ある日の午前の桂田

コンピューターを何気なく利用すると、 裏で多数のコンピューターのお世話になっている。 とある木曜日の午前の私 (桂田) の行動を見てみよう。

  1. 自宅で「情報処理II」の授業の準備をする。
  2. 大学に到着後、研究室で「情報処理II」の資料のしあげをする。
  3. (必要があれば) プリントの印刷をする。
  4. ファイルを WWW ページにのせて、ブラウザーでチェック。
  5. 情報処理教室に行って、授業をする。

この一連の作業で使っているコンピューターをあげてみよう (細かい用語が分からなくても気にしなくてよい)。

  1. 研究室の ワークステーションWS (chronos) を操作しているが、 実際の処理は X Window System を介して、 数学科計算機室の WS (oyabun) 上で行っている。 なおファイルは研究室のマシンに接続されたディスク上にあるが、 NFS4 による 共有で oyabun 上でも普通に読み書きできる。
  2. プリンター (mlp6716b) はいわゆるネットワーク・プリンターである。
  3. 必要なファイルは WWW サーバー (mathweb) にファイル転送した。 WWW ページのチェックはもちろんブラウザーで WWW サーバーにアクセスして行う。
  4. 情報処理教室では教卓のパソコン (名前は…忘れた) を操作するが、 ログオンするにはアカウントの情報をネットワークで問い合わせしていることに なる (サーバーの名前は?センターの事情なので知らない)。 ファイルはファイルサーバー (isc-fs-150) 上においてあるも のをファイル共有して使っている。 授業中に情報処理IIのページを読むために 数学科の WWW サーバーにアクセスしたり、 ときどき数学科のアカウントにメイルを送って (これにも複数の コンピューターが絡むが省略)、 数学科のマシン (oyabun) にリモート・ログインしてそれをチェックしたりする。

ここに書かれていることを理解・納得することが今回の授業の目標である。


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Masashi Katsurada
平成20年10月18日