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- ホスト
- (host)
コンピューターのことをしばしばホストと呼ぶ。
- ローカル・ホスト
- (local host) 自分が直接ログインしている (キーボードをたたき、
ディスプレイを見ている) ホスト
- リモート・ホスト
- (remote host)
(ローカル・ホストの反対語) 離れているところにあるホスト
- ホスト名
- (host name)
ネットワーク中の個々のコンピューターを識別するための名前
ログインしているワークステーションのホスト名を表示するには、
hostname コマンドを実行すればいい:
[ |
l]
今使っているワークステーションのホスト名は何?
isc-xas06% hostname (ここはどこ?)
isc-xas06 ← 予想された答
isc-xas06%
|
もっとも、シェルのプロンプト3にはホスト名を含めることが多いので、実
行する必要はめったにない (上の例の場合、実行前にホスト名が isc-xas06
であることがわかっているから)。
情報処理教室のパソコンの場合、ホスト名を書いたシールがそのパソコンに
接続されているディスプレイに貼ってあります。
例えば ``icr3-1008'' のような名前になっています。
- LAN において、どういう名前のホストがあるか、一覧表が必要になることが
ある4。
数学科や情報科学センターのワークステーションのような SunOS のマシンでは、
LAN 内のホスト名の一覧表を表示するには、普通は
[ |
l]ホスト名一覧を表示する
-- センターでは出来ないようにしてあります
isc-xas06% ypcat hosts
|
とすれば良いはずだが、情報科学センターは、このコマンドを
使えないようにしている5。もし実行できた場合どうなるか、
結果を ~re00018/ypcat-hosts-result.txt という
ファイルに記録しておくので参考にして欲しい。
isc-xas06%
cp ~re00018/ypcat-hosts-result.txt .
|
← 手元にコピーする |
isc-xas06%
cat ypcat-hosts-result.txt
|
← 読んでみる |
isc-xas06%
wc ypcat-hosts-result.txt
|
← 行数 (=台数) を調べる |
isc-xas06%
grep isc-xas06 ypcat-hosts-result.txt
|
← isc-xas06 について調べる
|
|
現在、近所 (ネットワーク的に) で動いているホストを調べるには
[ |
l]
近くで動いているホストの名前を表示する (これも現在のセンターではほとんど無効)
oyabun% rup
|
現在、特定のホストが動いているかどうかを調べるには
[ |
l]
そのホストは動いているか?そこまで通信路が確保されているか?
samba03% ping ホスト名
|
現在、近所で動いているホストにログインしているユーザーを調べるには
[ |
l]
誰がログインしているかな? (これも現在のセンターではほとんど無効)
oyabun% rusers
|
特に、特定のホストにログインしているユーザーの状態を詳しく調べるには
[ |
l]誰がログインしているかな?詳しく知ろう
samba03% rusers -l ホスト名
|
ユーザーがログインした日付と時刻、最後にキーボードを叩いてから経過した時
間、ログイン元のホスト名などが表示される。
[ |
l]桂田はどうしている?
samba03% rusers -l oyabun
mk oyabun:pts/4 May 2 00:13 (ocha-mobile58-14)
samba03% rusers -l chronos
mk chronos:console Apr 5 12:16 31:48
|
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Masashi Katsurada
平成20年10月18日