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Format

set formatコマンドによって座標軸の刻み見出しの書式を指定することが 出来ます。既定ではいずれの軸も ''%g'' を使います。しかし、 ''%.2f'' や ''%3.0fm'' といった書式の方が好ましいことも多いでしょう。printf 関数が double 型の変数の書式として受け付けるものであって、かつ出力装置が受け 付けるものであればどのような指定をしても構いません。特に挙げると、f, e, g などは使えますが、d, o, x, c, s, u などは使えません。

書式 :

        set format {<軸>} {"<書式文字列>"}
        show format

ここで、<軸> は x, y, z, xy のいずれかです。省略時は xy を 意味することになります。printf 関数によって置き換えられた後の文字列の 長さは 100 文字に制限されています。書式文字列を省略した場合は、既定の ''%g'' に戻ります。LaTeX を使う場合には ''$%g$'' を指定するとよいでしょう。 空の文字列 '''' が指定された場合、刻み自身は表示されますが、見出しは表 示されないようになります。刻み自身を消す場合は、set noxticsset noytics を使用してください。

刻みについてのより詳しい制御については、set xticsset ytics も 参照してください。


Masashi Katsurada 平成10年7月9日