load "filename" cd 'dir'
コマンドラインでの引数は GNUPLOT 用のコマンドの書かれたファイルの名前 であるものとします。但し標準の X11 の引数は例外で、まず最初に処理され ます。各ファイルはコマンドライン上で指定された順に load コマンドで ロードされます。GNUPLOT は、最後に指定されたファイルを処理し終ると終 了します。ファイルが一つも指定されていない場合は、GNUPLOT は対話モー ドになります。
コマンドは、複数行にまたがることができます。その場合は、最終行以外の 全ての行の行末にバックスラッシュを( 1#1)書く必要があります。バックスラッ シュは必ず各行 *最後* の文字でなくてはなりません。その結果としてバック スラッシュと、それに続く改行文字が存在しなっかたかのように扱われます。 つまり、改行文字がスペースの役をすることもありませんし、改行によって コメントが終了することもありません。ですから複数行にまたがる行をコメ ントアウトすると、そのコマンド全体がコメントアウトされることになりま す(comment の項を参照のこと)。
このドキュメントにおいて、中括弧({})は省略可能な引数を表すものとしま す。縦棒(|)は、互いに排他的な引数を区切るものとします。GNUPLOT のキー ワードやヘルプにおける項目名は、バッククオートまたは可能な場合には boldface で表します。角括弧(<>)は、それに対応するものに置き換えられ るべきものを表します。
ある項目についてのヘルプが必要なときには、help に続けてその項目名を 入力してください。
初めて GNUPLOT を使う方は、plot コマンドの説明から読みはじめると良
いでしょう(help plotと入力してください)。