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に対して、
とおくと、
は
の Jordan 可測なコンパクト集合で、
また
の任意のコンパクト集合
に対して、十分大きな
を取ると、
となる (
はコンパクトだから有界なので)。
ゆえに
は
のコンパクト近似列である。
被積分関数
は
で連続であり、
であるから、1つの近似列
だけで調べれば十分で、
,
(
,
) とす
るとき、
に対応するのは
.
であるから、
ゆえに
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Masashi Katsurada
平成19年11月29日