多変数の微分積分学1 (2011年度)
Last modified: Mon Jul 2 08:19:08 2012
明治大学理工学部数学科 (2年16組) 向けに開講されている科目で、
多変数関数の微分積分学のうち、微分法を扱っています。
連絡事項
期末試験
講義ノート
-
(5/2)
(HTML),
(PDF);
(5/5)
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(5/9)
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(5/12)
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(5/16)
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(5/19)
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(5/23)
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(5/26)
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(5/30)
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(6/2書きかけ)
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(6/6)
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(6/9)
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(6/13)
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(6/16)
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(6/20)
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(6/23)
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(6/30)
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(7/4)
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これ以降は不完全です。
(7/7)
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(7/11)
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(7/14)
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(7/18)
(HTML),
(PDF);
(7/21)
(HTML),
(PDF);
- (参考)
2010年度版
多変数の微分積分学1講義ノート (2010/8/3)
今年度は授業回数が少ないこともあって、
この2010年度講義ノートに書いてあるのとは、違う順で説明します。
- (参考)
2007年度 多変数の微分積分学2 第1部 講義ノート (重積分)
- (参考)
2007年度 多変数の微分積分学2 第2部 講義ノート (ベクトル解析)
- (参考) 平面曲線
(PDF),
(HTML)
-
「陰関数定理の覚え方」
(2009/7/18)
演習問題プリント
授業中の問、宿題
計算問題などは、黒板でやってもらうのが良いかもしれませんが、
そうでない問題は全員にやってもらうつもりです。
- 問1 (2011年5月5日出題, 5月12日授業開始時提出)
- 問2 (2011年5月9改め12日出題)
- 問4 (2011年5月19日出題, 5月26日授業開始時提出)
(すみません。問3を飛ばしました。)
- 問3 (2011年5月23日出題, 5月30日授業開始時提出)
- 問5 (2011年5月30日出題, 6月6日授業開始時提出)
- 問6 (2011年6月6日出題, 6月13日授業開始時提出)
- 問7 (2011年6月9日出題, 6月16日授業開始時提出)
- 問8 (2011年6月20日出題)
- 問9 (2011年6月23日出題)
- 問10 (2011年7月7日出題, 7月11日授業開始時提出)
- 問11 (2011年7月11日出題, 7月18日授業開始時提出)
いわゆる過去問
2008年度以前の試験問題は、
ずいぶん前のことなので (2002年!)、
あまり参考にはならないかもしれません。
授業の記録
- (2011/5/2)
ガイダンス。多変数関数とは。1変数ベクトル値関数の性質。
講義ノート
(HTML),
(PDF)
- (2011/5/5)
1変数ベクトル値関数の極限・連続性の定義、性質。
多変数関数の極限の定義、例 (その1)。
(HTML),
(PDF)
- (2011/5/9)
多変数関数の連続性。連続関数の例。
(HTML),
(PDF)
- (2011/5/12)
問1の解説。問2の演習。
開球、閉球、開集合、閉集合。
(HTML),
(PDF)
ギリシャ文字
- (2011/5/16)
問2の解説。
R^n上の連続関数と不等式で表される集合の開、閉。
連続関数の性質のうち中間値の定理。
(HTML),
(PDF)
- (2011/5/19)
多変数関数の微分法。全微分と偏微分。
関数のグラフの接平面の方程式は接線の方程式と良く似ている。
偏微分は、他の変数を定数として微分すること。
C^k級の定義。
定義域を開集合とする理由。
(HTML),
(PDF)
問4を出題。1週間後が締切。
- (2011/5/23)
問3を出題しました。1週間後が締切。
偏微分の順序交換。
(HTML),
(PDF)
- (2011/5/26)
問4の解説。
偏微分の順序交換が出来ない例。全微分の定義。
(HTML),
(PDF)
(大あわてで入力したので、ひどい打ち間違いがあるかもしれません。)
- (2011/5/30)
問3の略解。問5を出題。
「全微分可能ならば連続かつ各変数につき偏微分可能で、
微分係数はヤコビ行列」、「C^1級ならば全微分可能」
を証明。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/2)
C^1級, 全微分可能, 連続, 偏微分可能という条件の関係。
ヤコビ行列、grad, ▽ (nabla).
F(a+h)-F(a)≒F'(a)h=(▽F(a),h) と書けること。
微分の意味, 線形化写像, 実数値関数のレベルセット,
法線ベクトル, 接超平面,
▽F(a)はFの値がもっとも急激に増加する方向であること。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/6)
問5の簡単な説明。
微分の例。
f(x)=Ax+bならばf'(x)=A. f(x)=1/2(Ax,x)+(b,x)+cならば∇f(x)=Ax+b.
問6を出題。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/9)
問7を出題。
合成関数の微分法。定理と証明。簡単な例。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/13)
問6の解説。
合成関数の微分法の続き。
逆関数の微分法。例。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/16)
問7の解説。
合成関数の高階の偏導関数。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/20)
問8 (合成関数の高階の偏導関数)。
多変数関数の平均値の定理。
(HTML),
(PDF)
- (2011/6/23)
ベクトル値関数では平均値の定理は成り立たない。
多変数関数版Taylorの定理で誤差評価をする例。
(HTML),
(PDF)
(2011/6/27)
休講にしました。
- (2011/6/30)
問8解説, 問9解説。
多項定理。多変数関数版 Taylor の定理。
(HTML),
(PDF)
- (2011/7/4)
極値問題。「内点で極値を取れば f'(a)=0」という定理の証明。
Hesse行列。Hesse行列の符号により極値の判定をする定理。
実対称行列の正値性、負値性、不定符号性。
(HTML),
(PDF)
- (2011/7/7)
極値問題続き。
実対称行列の首座小行列の行列式で正値性、負値性を判定する。
不定符号性もある程度調べられる。
Gauss の消去法での扱い。
Hesse行列の符号により極値の判定をする定理の証明。
問10出題 (締切7/11)。
- (2011/7/11)
「演習問題 Part 3」
を配布した。
問10解説。
極値問題の例。f(x,y)=x^3+y^3-3x y.
問11出題 (締切7/18)。
- (2011/7/14)
逆関数定理。これまで学んだ逆関数。
線形代数の場合 (次元定理、全射←→単射←→全単射←→det A≠0)。
1変数の場合 (狭義単調性と中間値の定理で解決)。
逆関数定理の紹介。
陰関数。陰関数の例。
- (2011/7/18)
問11の解説。陰関数定理を書く。
陰関数の微分法。円x^2+y^2=1の場合の y'=-x/y について。
- (2011/7/21)
Lagrangeの未定乗数法。
mk@math.meiji.ac.jp
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