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, ,
とするとき、
(1) |
|
を考える。
特性方程式
の根を , とする。
すなわち
.
とおくとき、
実際、
であるから1。
つまり、(1) は、連立微分方程式
に帰着される。
ゆえに、
が (1) の解であれば、
は (3) の解であるから、
1階微分方程式の解の公式 (系 2.2) によって
(4) |
|
一方 は (2) の解でもあるから、
やはり系 2.2 によって
(5) |
|
(5) に (4) を代入し、
を使って整理すると
これで (1) の解が得られた。
以下、この結果を整理する。
右辺の3項を順に , , とおくと、
簡単な計算で、
が分かるので、
とおくとき、
は、
とした同次微分方程式の解であるから、
初期値問題
の解であることが分かる。
ゆえに は
の解である。
積分の順序を交換すると
内側の積分は
となるので、
(6) |
|
とおくと、
実はこの を用いると、
と書き直せる。
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Masashi Katsurada
平成20年3月23日