冪級数 が収束円周上のある点 で 収束するならば、その冪級数は “Stolzの角領域” で一様収束するので、 和はそこで連続な関数である、というのが Abel の連続性定理で、 それにより、
例えば , の場合、
stolz[K_, R_] := Block[{g1, g2}, g1 = ContourPlot[x^2 + y^2 == R^2, {x, -2 R, 2 R}, {y, -2 R, 2 R}]; g2 = RegionPlot[ x^2 + y^2 < R^2 && Abs[1 - (x + I y)/R]/(1 - Abs[x + I y]/R) <= K, {x, -2 R, 2 R}, {y, -2 R, 2 R}]; Show[g1, g2] ] R=1 Manipulate[stolz[K,R],{K,1,10,0.2}] |
筆者は、Mathematica を使うまで、 がどういう形をしているか、 実は良く分かっていなかった (そんなに難しくもないけれど、ちょっと考えて分かるものでもなくて、 何となく気になってはいたけれど、放置していました。)。