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10 おまけ -- 実際的な誤差の推測
急速に
に収束する列
があるとき、
で定義される誤差の大きさについて、十分先の番号
に対しては
が成り立つので、
よって
を
の誤差の大きさ
の見積りとすることが出来る。
急速に収束しない列の場合はどうか?例えば
を分割数とした時の差分 法の解
などでは、この仮定が成り立たないと思われる。 そういう場合は例えば
とすることによって、同じテクニックが使える。つまり例えば
のと きの近似解と
の時の近似解の差の大きさを、
の時の近似解 の誤差の大きさの見積りとすることが出来る。
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桂田 祐史
2015-05-30