以下は Kutta (1901) の研究だそうである (一松 [14] からの孫引き)。
前提条件
のもとで、パラメーターを
とおくと、次の Kutta の条件式をえる。
この一般解も知られていて (自由度 が残る)、 そのうちすべての係数が で、 である「単調な」公式は、 次の古典的 Runge-Kutta 公式 (Runge の原公式, 本来の Runge-Kutta 公式) しかない。
本来の Runge-Kutta 公式 | ||||||||||||||||||||
Kutta のパラメーターで、
すなわち Stetter の行列表現で
スキームで |