次に掲げるプログラムは、 二つの整数を読み込んで、 それらの和、差、積、(整数の)商、余りを表示するプログラムである。
prog03.c |
/* prog03.c --- 整数の入出力と 5 則 (?) 演算 */ #include <stdio.h> int main(void) { int a, b; printf(" 二つの整数を入力して下さい: "); scanf("%d%d", &a, &b); printf(" 入力された整数は %d, %d です。\n", a, b); printf(" 和=%d, 差=%d, 積=%d, 商(の整数部分)=%d, 余り=%d\n", a + b, a - b, a * b, a / b, a % b); return 0; } |
C 言語で扱える値には「型」というものがある。
int 変数名のリスト;
例えば int a; int b, c, d; /* カンマで区切って名前を並べる */ |
print() で整数を 10 進数で出力) |
printf("値は %d\n", 整数型の式);
例えば printf("a=%d, b=%d\n", a, b); printf("aの3倍=%d\n", 3 * a); |
scanf() で 10 進数表記された整数を整数型変数に入力 |
scanf("%d", &整数型変数);
例えば scanf("%d", &a); scanf("%d%d", &b, &c); |
現在の多くのC コンパイラーでは、int を記憶するのに32ビット使っている。 負の数を表すために2の補数表現というのを使うのがふつうで、 値の範囲は となる。