64 Mac における PDFの扱い (なるべく Preview 使うバージョン)

macOS 付属の Preview で色々できる。次のことは説明の必要もないだろう。

読む (見る)
印刷する
文字列を検索する (なんか挙動不審であるが…)

ページについての操作。保存することを忘れずに。

ページの回転
command+R, command+L とする。
ページのコピー・並べ替え・移動・削除
サムネールを表示して、ドラッグ＆ドロップ等する。複数のファイル間で移動やコピーができる。
ページを抜き出して新しい PDF ファイルを作る
マークして command+C (copy), commam+N (new file)

テキストを書き込む。
[表示]→[マークアップツールバーを表示] して $\fbox{字}$ ( $\fbox{T}$ に相当するというココロなんだろうけれど、「文」の方が良い気がする) をクリックして、ボックスに書き込んでから移動する。フォントの種類、文字サイズ、色などが選択できる。

いわゆる “しおり” (“目次”) をつけるには、 jpdfbookmark というフリー・ソフトが使える (http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/knowhow-2020/node35.html)。正直なところ、私には jpdfbookmark はあまり使いやすくないので、出来れば他の選択肢が欲しい。

一方、Preview には、“しおり” とは異なるブックマークというのもある (名前が混乱している訳だけど、どうしてこうなったのか)。これは何か作業するために、PDF 内をあちこち参照するときに使う (ものなのか？)。

複数のPDFファイルを1つにまとめたり (連結というべきか)、 1つのPDF を個々のページに分解したり、背景PDFと合成したり(書類書きにとても便利)などの操作は、 pdftk というフリー・ソフトで実行できる (http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/knowhow-2018/node3.html)。使い方の例: Word フォーマットの解答用紙を、PDF で出力して、ページごとに分解して、それを L^ATEX で作った PDF と重ねたものを結合して、自分用の解答用紙 PDF を作る。面倒なようだけれど、ずっと昔の、カッターと糊を使う切り貼り時代に比べればずっと楽。 Makefile 書いて自動化できるし。

(PDFから)　OCR をする良い方法がないかな。有料で良いなら Acrobat が使えるけれど、買いにくいので…

そうそう。トラブルの話も書いておかないと。「プレビューでPDFが黒く表示される」

桂田祐史