コンピューターと関係ないこともあるけれど。
- ネットで見た資料を参考文献表に載せる場合に、
URLオンリーという人がいるけれど、できる限り、
(URL だけでなく) 著者名, タイトル, 閲覧日時を書いておくこと。
\url{} を使おう。
- 図は何かの資料から拝借という人がいるけれど、引用とすること。
引用する場合は、どこから持ってきたか書くのが鉄則。
データなどはしようがないけれど、
説明用の図などは自分で描いてしまうことを検討しよう
(描いてみて分かることもあるので、時間をかける価値があると思ってます)。
- TEX で強制改行 \\ を使いすぎないように。
段落を変えたい場合は、
空行 (改行を連続して入力するとできる、何も文字のない行) を入力すると、
次の部分から新しい paragraph (段落) となって、
先頭を字下げしてくれる。
- 研究の競争相手に情報を渡したくない、というのでもない限り、
プログラム等の情報は伝えることを勧める。
よほど長いものでない限り、付録に収めるとか。
github 使うという手もあるのかな。
- Mathematica のプログラム (ノートブック) は
テキスト・ファイルではないので、入力しにくいですね。
画像として取り込むのかなあ (自信がない)。
Mac だと shift+command+4 とか。
-
のような単位は立体で書く。
1\;\mathrm{cm}
のように入力する。
あるいは
siunitx package
などを使う。
- グラフは横軸が何か、縦軸が何か、必ず分かるように。
今年度なぜか縦軸から説明する人が多かったけれど、
横軸の説明を先にするように。
- Mathematica のノートブックは、古くなると実行できなくなったり、
実行できても結果が違ったりするので、
重要なノートブックは式を全部評価した上で、
PDF形式で保存しておくことを勧めます。
- 言葉の定義を書くべき場合に、参考にする資料によっては、
定義とは言えないようなイマイチな説明しか得られません
(主語と述語が対応していないような「国語勉強して下さい」
品質のものがあったりします)。
- 分野にもよるけれど、定番のテキストというのがある場合は、
それにアクセスして記録しておくこと。
- 英語の Wikipedia はある程度以上の品質がありそう。
- ChatGPT は少なくとも、文としておかしなことは言ってこないし、
いくらでも質問できるので、かなり (場合によってはとても) 役に立つ。
機械学習とか、そういう話題はとても強い (当たり前か)。
桂田 祐史