古い方法 (オリジナルから用意されている)
(バッド・ノウハウのオンパレードで、書いていてちょっと嫌)
メタファイルに出力し、 g_out というコマンドで PostScript ファイルに変換する。
カラーを有効にするために -i というオプションを使う。 ほぼいつも使うことになる。 ファイル名は、 メタ・ファイルの名前の末尾に .i00 をつけたものになる (複数の図が含まれているときは連番ファイルになる)。
BoundingBox を直すのに ps2eps を使うと良い (MacTeX に含まれている)。 ファイル名は、末尾に .eps がついたものになる。 既にファイルが存在すると、上書きされないが、 -f とすると上書きしてくれる。
g_out -i MyGraph ps2eps -f MyGraph.i00これで MyGraph.i00.eps というファイルが出来る。 |
時々画像が回転してしまうことがある。 もちろん \includegraphics に angle= オプションを指定して回転しても良い。
\includegraphics[angle=90,width=10cm]{MyGraph.i00.eps} |
\includegraphics の angle= オプションを使いたくないなら、 g_out で -v というオプションを使う。 その場合、負の座標が生じることが多い。 その部分は表示されなくなるので、 ps2eps -t=x方向,y方向 -f で平行移動すると良い。
TEX で PDF を作るというなら、多分これでOK |
g_out -iv MyGraph ps2eps -t=100,-200 -f MyGraph.i00 |
\includegraphics[width=10cm]{MyGraph.i00.eps} |
LaTeX2HTML では、GLSC で作成した PostScript ファイルの 取り込みがうまく行かないことがある。 そういうときは PNG に変換して取り込んだりすると良い。
g_out -iv MyGraph ps2eps -t=100,-200 -f MyGraph.i00に続いて convert MyGraph.i00.eps MyGraph.pngとフォーマット変換する。 |
TEX ファイルはこんな感じかな。
\includegraphics[width=10cm]{MyGraph.png} |
新しい方法 (オリジナルにはなかった)
ここに書こうと思っていたが、 次節 50 に書いてしまった。
桂田 祐史