ウィキペディアの 「円記号」 を読みましょう。
Mac の JISキーボードにある を押すと、 バックスラッシュ \ (0x5c) でなくて、 ISO-8859-1 由来 (?3) の ¥ (0xa5) が入力される。 バックスラッシュ \ を入力したい場合は、 [option]+ とせよ、とのこと。 C言語でプログラムを書いたり、TEX を使う場合は、 バックスラッシュは頻繁に使われるので面倒くさい。
バックスラッシュを入力するように、システム環境設定の [キーボード] の [入力ソース] で「“¥” キーで入力する文字」で設定出来る ことは良く知られているが、副作用もある (MATLAB でバックスラッシュが入力出来なくなる!)。
macOS のターミナルにしても、iTerm2 にしても、 TeXShop にしても、 キーを押すとバックスラッシュ (0x5c) が入力される。 そのように割り切るのが正しいような気がする。
emacs でもそうするには
(define-key global-map [?¥] [?\\]) |
その場合、円記号が入力したいときはどうするのか? 個人的には “半角” の円記号は使わないことにして漢字の ¥ (JISコードで 0x21, 0x6f) にしてしまう。 [option]+ で ¥ を入力する。
(define-key global-map [?\M-¥] [?¥]) |
桂田 祐史