MATLAB は古くからあるけれど、結構基本的と思われる仕様が変化したりする。
R2016 以降で、 スクリプト・ファイルに関数を含めることが出来るようになったそうだ。 なるほど、それは比較的簡単に実現できそうだ (なんで最初からそうしないんだ)。
そういうこともあって、 あちこちの Mac にインストールした MATLAB をアップデートしようと考えた。
以前の記録は、 MATLAB R2015a インストールの記録 というのが残っている。
明治大学では、 MATLAB TAH ライセンス (Campus Total Academic Headcount license) というのを契約している (http://www.meiji.ac.jp/isc/matlab-tah/)。
これは教職員、学生で分かれている。 私はすでにライセンスは取得済みなので、
にアクセスする。「桂田さん」というメニューから、マイアカウントを選択する。 ソフトウェアのライセンスが並んでいる。 該当するものをダウンロードする。
今だと R2018b (MATLAB 9.5) というのになる (年に2回リリースするのか)。 Windows, Linux, Mac の3つがある。 Mac 版を選ぶ。
matlab_R2018b_maci64.dmg.zip 120MBくらい。 zip してあるけれど、出て来るのは、 matlab_R2018b_maci64.dmg だけ。zip してもほとんど小さくなっていないけれど、なんで zip するのかな。 タイムスタンプを保存したいのか? (ちなみに 2018/8/29 だった。)
ダブルクリックするとマウントされて、 InstallForMacOSX.app が現れる。 それを実行する。
インストール方法は2つ (MathWorksアカウントでログインする, ファイル インストール キーを使用する) ある。 前者を選択する。
ライセンス許諾に同意する。アカウントにログインする。 ライセンスの選択 (と言っても一つしかない)。
インストール フォルダのデフォールトは /Applicationで、 特に問題はないだろう。
“MATLAB_R2018b.app” のようにリリース名が入っているので、 名前が衝突する可能性は低い (Mathematica は見習って欲しい。 Mathematica は、 時々どのバージョンをインストールしたのか分からなくなって苦労するのだ。)。
製品の選択をするのだけど、 今回は、試しに、 お勧めに素直にしたがって (ネットが混んでいないこともあって)、 インストールしてみる。
なんか、見込み違いでネットが遅い (笑)。まあ、放っておこう。
うまく行ったら、R2016 以前のを皆 R2018 にアップデートするつもり。
以前は MATLAB 本体しかインストールしなくて、2GB にも達しなかったが、 今回は素直にお勧めに従った結果 13GB になった。 それでも Mathematica よりは小さい。
桂田 祐史