この時点で実はよく知らないのだけど、
ある程度詳しくなった方が良いような気がするので、
ここにまとめることにする (後から追記する)。
System Integrity Protection というのは、
Mac OS X El Capitan (10.11) から導入された機能で、
システムの重要な部分を、root でも変更出来ないようにする。
確かにそういうバリヤを作るのは有効そうな気がする。
- 保護されているファイルの一覧
/System/Library/Sandbox/rootless.conf
/usr, /Sysytem, /usr/bin, /sbin
などなど。
それと /Application の下にある OS のアプリケーション・
プログラムなど。
- リカバリー・モード
(起動時に Apple ロゴが出るまで command+r を押すことで呼び出される)
で、ターミナルを起動して
とすることで disabled に変更できる。
元に戻すには
とする。システムが現在どちらの状態にあるかは、
で表示できる。
- /usr/local は事前に作ってくれるのかな?
僕はやったことがないけれど
(すでに作ったシステムをアップグレードしたことしかないので)、
なかったら次のようにして作れ、と書いてあるサイトがあった。
sudo mkdir /usr/local
sudo chflags norestricted /usr/local
sudo chown $(whoami):admin /usr/local
sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local
|
(オーナーやパーミッションをそんなに細かく指定する必要はないような
気がしている。この辺は、新しい Mac を買って、
それに色々インストールする時が来れば分かるだろう。)
- X (XQuartz) 関係は /opt/X11 の下を見るようにするのかな?
もしできれば
sudo ln -s /opt/X11 /usr/X11
|
としておきたい。
(2021/10/10追記) 「Catalina と X11」
を見よ。
- TeXShop では、/usr/texbin というのがあったが、
/Library/TeX/texbin に変わった。
新しものをインストールしてあれば大丈夫。
アップグレードした場合、環境設定をやり直せば良い。
桂田 祐史