12 MacPorts, そして Octave のインストール (2016秋)

El Capitan にアップグレードした Mac に、 MacPorts のインストールを行った。 古いものは捨てて、新しくインストールするのが簡単のようだ。

最初にこれまで使っていたものをクリアする。 http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/knowhow-2015/node22.htmlに書いたのはやや過剰なようだ。
sudo mv /opt/local /opt/local2
sudo rm -rf /Applications/MacPorts
なお、dbus 絡みで、 /Library/LaunchDaemons//Library/LaunchAgents/ の下もクリアが必要みたいである。
sudo rm -rf /Library/LaunchAgents/org.freedesktop.dbus-session.plist
sudo rm -rf /Library/LaunchDaemons/org.freedesktop.dbus-system.plist
この辺は実は良く分からない。 MacPorts の方でクリーン・アップする仕組みを作って欲しい (自分が知らないだけで、あるのかなあ?)。

インストールは、概ねはこれまで通りで

http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/knowhow-2014/node7.html
に書いたのと同様である。
sudo port install nkf
sudo port install lv
sudo port install gv
sudo port install py27-readline
sudo port install ghostscript-fonts-hiragino
sudo port install netpbm
sudo port install ImageMagick
sudo port install lha
sudo port install jpeg2ps
sudo port install ffmpeg +nonfree
sudo port install a2ps-j
sudo port install gnuplot
sudo port install xpdf-japanese +autoactivate
sudo port install wget
時々警告が出たりするので、一つ一つ実行して、 警告が出たら、書いてある処方箋を実行すると良い (実は /Applications/MacPorts のクリアが必要なのは、 それで気がついた)。

gv をインストールすると、ghostscript など、 色々たくさんインストールされる。python 2.7 までインストールされる (うへぇ)。 その時 readline ライブラリィ絡みで促されたので、 py27-readline もインストールすることにした。

以下は余談に近いけれど。 ほぼクリーン・インストールに近くなったので、 以前うまく行かなかった octave をインストールしてみた。
sudo port install octave -accelerate +openblas
かなり長い時間がかかったが、無事インストール出来た。 以前やった時は、色々ひっかっかったり、 何とかインストール出来ても実行すると警告がどっさり出たのだけれど、 今回は2台やってみて、 1台は一つも警告が出ず、 もう1台は一つだけ警告が出る、となった。 これなら MATLAB の雰囲気を味わうくらいの目的のためには、 使えるかもしれない。 前回うまく行かず、今回うまくいった理由は正直なところ良く分からない。

桂田 祐史
2018-03-01