6 nkf (テキスト・ファイルの日本語の文字コード変換)

nkf -g ファイル名 でそのファイルの文字コードを判定 (推測 guess ということで -g) 出来る。

nkf 自体は小さなプログラムで自分で make するのも簡単だけど、
sudo port install nkf
としてインストールするのが楽だ。


JIS, 日本語EUC, UTF-8 の間の変換とか,行末とか。 次の別名定義を参考にして下さい。

.profile に書き加え
alias utf8='nkf --overwrite -w -Lu'
alias euc='nkf --overwrite -e -Lu'
alias sjis='nkf --overwrite -s -Lw'

.tcshrc に書き加え
alias utf8 'nkf --overwrite -w -Lu'
alias euc  'nkf --overwrite -e -Lu'
alias sjis 'nkf --overwrite -s -Lw'

UTF-8 とは言っても、 Normalization form C (UTF-8), Normalization form D (UTF-8-MAC) がある。 Normalization form D から Normalization form C に変換するには、 入力がそうであることを --ic=UTF-8-MAC で明示すれば良い。
nkf --ic=UTF-8-MAC -w
ええと、名前が悩ましいけれど、
alias	nonmac 'nkf --ic=UTF-8-MAC -w'
かなあ? (以前は d2c とかしたけれど、自分で覚えられないことが判明した。) この D から C への変換は、TeXShop にも自動変換が用意されているくらいで、 D なんて採用しているのは Mac が皆にかけている迷惑という気がしないでもない。


実はずっと以前、ほんの少しだけ貢献したことがあって、 日本語マニュアルに名前を入れてもらっている。ちょっと嬉しい。

桂田 祐史
2018-03-01